失敗しない家づくりのコツ 1-2
家づくりは「資金計画」から始めよう!その理由とは?
はじめての家づくり。
夢のマイホームを考え始めると、どうしても「どんな家を建てよう?」というところからスタートしがちです。
ですが、本当に大切なのは「資金計画」から始めること。
今回は、その理由についてお話しします。
資金計画が大事な理由は「建てた後の暮らし」にあります
家は建てることがゴールではなく、住み始めてからが本当のスタートです。
資金計画がしっかりできていないと、家を建てた後にこんな状況に陥ってしまうことがあります。
• 毎月の住宅ローン返済が家計を圧迫
• 共働きやパートに出ざるを得なくなる
• 友人や同僚との食事やお出かけも我慢
• 家族旅行やレジャーに行けなくなる
• 教育資金や老後資金の準備ができない
• 欲しい物もなかなか買えなくなる
もちろん、家を建てたばかりの頃は新築の喜びで多少の我慢もできるかもしれません。
でも、それが何年も続いていくとなるとどうでしょうか?
やがて負担や不満が積み重なり、「こんなはずじゃなかった...」と後悔する方も少なくありません。
だからこそ、安心して長く暮らしていくためにも、最初に無理のない資金計画を立てることがとても重要なのです。
でも、なぜ資金計画に失敗してしまう人が多いのか?
実は、きちんと資金計画を立てたつもりでも、家づくりに失敗してしまうケースは少なくありません。
その原因には、主に次の3つがあります。
① 土地・建物以外の費用を見落としている
家づくりにかかるお金は、土地代・建物代だけではありません。
外構工事・家具・家電・引っ越し費用・火災保険・登記費用・税金など、さまざまな費用がかかります。
これらをしっかり計算しておかないと、後から「こんなにかかるとは思わなかった...」と予算オーバーになることも。
② 建築会社が後から追加費用を提示することが多い
最初に提示されるのは「建物本体価格」のみというケースが多く、実際にはオプション費用・設備グレードアップ費用・地盤改良費などが後から追加されます。
結果、当初の予算を大きく超えてしまうことも珍しくありません。
③ 自分に合った住宅ローンを選べていない
住宅ローンも、金利タイプ・返済期間・保証内容など選択肢はさまざまです。
しっかり比較検討しないまま決めてしまうと、将来のライフスタイルに合わず、返済が苦しくなる可能性もあります。
後悔しない家づくりのために
家づくりは、「建てた後の生活」を見据えた資金計画が何よりも大切です。
無理のない返済計画と、安心できる生活設計をしっかり立てた上で、理想の住まいづくりを進めていきましょう!